快適空間④ 売却型モデルハウス
前回この快適な空間を作り出すために、
気密にもこだわっているお話しをしましたが、
気密性能を上げると、断熱性能を効率よくし、結露もしにくく、雨漏り対策にも有効という良いことがたくさんありますが、弊害もあります。
・密閉状態になるので、温度も湿気もこもりやすい。
・空気がよどみ、建材から揮発した物質やハウスダストが室内を漂う、いわゆる シックハウス症候群の増加の原因になる。
などです。
2003年建築基準法が改正され、24時間換気システムが義務付けられました。
これにより、室内の空気が常に外の空気と循環して密閉状態(空気がよどむ状態)は防げます。が、しかし。。
一般的な家で採用している換気システムは、
排気を機械で強制的にして換気する第3種換気です。
これだと例えば冬場、外の冷たい空気が直接入ってきて、せっかく温めた室内の空気を外に出してしまう。ということになって熱効率が大変悪いわけです。
さらに、外の空気の中にも、スギ花粉、黄砂や細菌などがありますので、そのまま室内に入り込みます。
これでは、せっかくの気密性能も台無しで、快適空間とは言えなくなってしまいます。
そこでalbaでは、以前にも取り上げた通り、
排気も給気も機械で強制的に行う第1種換気を標準として採用しています。
それは、熱交換型換気システムで、排気の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を給気時に回収し室内に戻します。これにより、熱ロスを軽減でき、玄関・廊下など暖房しないところとリビングの温度差を縮め、冷暖房コストを抑えられ、快適な温度を保ちます。
さらに小粒子用フィルターを採用し、PM2.5などの微粒子状物質も排除し、クリーンな空気環境を整えられ、家族の健康にもつながります。
だから、省エネで快適な換気システムで、気密を高めた時のデメリットを全てクリアできるのです。
albaの家は、これにより快適な空間を実現しています。
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