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2021/08/21
スタッフブログ
albaスタッフ 

家族を守る家 構造計算のお話し

実は、建築基準法では、2階建て以下の木の家については、簡易的な壁量計算だけで、構造計算は義務づけられていません。つまり、構造計算をせずに建てられた家が、そこら中にたくさん存在しているということです。木材の質も、大工さんの技術も、建築条件もそれぞれバラバラなのに。。。

構造計算ってどういうもの?
家は、一棟一棟大きさも間取りも、使用する材料も違います。構造計算は、その一棟一棟の骨組みのバランスや、強さ、災害時の力による建物の強度などを計算し、安全性を確認するものです。構造計算が行われていない木造住宅は、簡易化された画一的な壁量計算だけのチェックです。はたしてそれで最適な骨組みや強さ、災害時の安全は、確保できるでしょうか。住宅はそれぞれ個性があり、非常に複雑です。だからこそ構造計算は必要なのです。

albaの構造計算は、440項目!
建築基準法に沿った通常の構造計算のチェック項目は、200項目程度。Albaは、Panasonicのテクノストラクチャー工法による独自の厳しい構造計算基準があります。その項目は、基礎・柱・梁・柱接合部・梁接合部・床強度、耐力壁量、耐力壁の配置の8項目それぞれの細分化された440項目にわたります。通常の2倍以上の項目をチェックして、地震や台風・積雪などの災害をコンピューター上でシミュレーション。最適なバランスと強度を確保します。